寺田駅を作る

はじめに

ここでは、 富山地方鉄道 寺田駅 を題材として、国土地理院の空中写真(航空写真)から線形データを作成する手順を説明します。

この作例では、立山線上り線を自軌道として構築し、これを基準に立山線下り線、本線上り・下り線をそれぞれ構築します。マップ平面図は下図の通りです。

サンプルデータは terada_sample.zip (3 KB) よりダウンロードできます。

Note

本文章で掲載している地図・空中写真画像は、国土地理院標準地図、国土地理院シームレス空中写真を基に加工したものです。

目次

• 1. 空中写真をTsutsujiに表示する
  • 1.1. 経緯度を調べる
  • 1.2. CFGファイルの作成
  • 1.3. 基準座標の修正
• 2. tateyama_up の構築
  • 2.1. 始点での向き調整
  • 2.2. プラットホーム部
    • 2.2.1. 緩和曲線の追加
  • 2.3. 本線との合流部
• 3. tateyama_down の構築
  • 3.1. 始点を決める
  • 3.2. 立山寄り分岐器
  • 3.3. プラットホーム部
  • 3.4. 富山寄り分岐器
  • 3.5. 側線の終点を設定
• 4. honsen_down の構築
  • 4.1. 始点を決める
  • 4.2. 富山寄り分岐器
  • 4.3. プラットホーム部
  • 4.4. 宇奈月寄り分岐器
• 5. honsen_up の構築
  • 5.1. 始点を決める
  • 5.2. 富山寄り分岐器
  • 5.3. プラットホーム部
  • 5.4. 宇奈月寄り分岐器
• 6. 他軌道構文の出力
  • 6.1. supplemental_cpの設定