軌道データ形式

BveTs Map

軌道の形状をCurve, Gradient要素によって自軌道の形で記述したもの。

マップファイルの記述で使用できる関数、変数、演算子、他のファイルのincludeが使用可能。 ただし、関数、変数、演算子類は計算後の値のみが出力され、元の記述は保存されない。 入力マップファイルに $hoge = 100; $hoge + 50/2; という記述があった場合、出力ファイルでは 125; に置き換わる。

入力ファイルに自軌道以外の要素を記述した場合、出力には一切反映されない。

座標データ

これらの形式で記述した軌道データは、他軌道としてのみ扱うことが可能。 Version 1.3.0時点では自軌道として扱えない。

相対半径を狙い通りに計算できない場合があるので、状況に応じて計算結果を手直しすること。 デフォルトでは相対半径を出力しない設定となっている。 相対半径を出力したいときは、cfgファイルで calc_relrad = True とする。

KML形式

google earth、国土地理院地図などで作成した折れ線データ(linestring)を格納したKMLファイル。 折れ線以外のデータ(polygon, placemark, etc.)は変換しない。

KMLファイル内の緯度・経度データをX軸正方向: 北、Y軸正方向: 東として平面座標へ変換する。 平面座標へ変換する時の誤差が無視できない場合があるので、広範囲に渡る折れ線データを使用するときは注意する。

標高データが含まれている場合は、そのデータをZ軸成分としてそのまま変換する。 標高データを含まないファイルでは、Z軸成分=0となる。

CSV形式

軌道各点の座標を次の要領でcsvファイルにしたもの。

x0[m], y0[m], z0[m]
x1[m], y1[m], z1[m]
...
xn[m], yn[m], zn[m]